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オーガニックハウスとは
   
有機的建築
 
ここで言うオーガニックとは「無農薬の」とか「無添加の」などという食品的な意味ではありません。
 
また、無垢の木をふんだんに使うような「自然素材の」という意味でもありません。
 
もちろんその意味も含むのですが、大きな意味は少し違い、有機的な「空間」のことを意味しています。
 
では、「有機的な空間」とは何か?
 
一般的な建築物が敷地や制限によって範囲を決められた中で形成されていくのに対して、有機的建築はまず必要な機能を決め、敷地や制限に合わせて外側に広がっていく生き物のように形作られます。
 
言い換えれば、一般建築物が箱であるのに対し、有機的建築は箱を破壊した形と言えると思います。
 
 
安らぐ高さと広さ
 
安らぎを感じる広さや高さは人によって異なります。
 
下の図は身長173センチの男性が手を上に伸ばしたシルエットです。
 
生活をするのにちょうど良い高さは手を伸ばして「届きそうで届かない」高さだと言われています。
 
そう考えるとこの男性の場合、天井高さ2280〜2300くらいがちょうど良い高さということになります。
 
一般的には天井高は2400が標準的とされていますので、2300では低いのではないか、と思いがちですが、実際に天井高2300の部屋で過ごしてみると意外なことに実際よりも広く感じ、ゆったりとくつろぐことが出来るのです。
  左のシルエットの男性の身体の詳細寸法
 
■人差し指と親指の距離
 ●無理なく開いたとき・・・155mm
 ●最大距離・・・170mm
■親指と小指の最大距離・・・200mm
■両腕を広げた最大長さ・・・1820mm
■靴を脱いだ目線高さ・・・1630mm
■あご高さ・・・1510mm
■手の届く最高高さ
 ●背伸びしないで・・・2220mm
 ●背伸びして・・・2280mm
■肘から指先まで・・・480mm
■腕の付け根から指先・・・約700mm
■人差し指の第一関節・・・30mm
■人差し指全体・・・75mm
■股下・・・約760mm
■腰骨高さ・・・980mm
■膝高さ・・・515mm
■掌大きさ・・・約190mm
■肩幅・・・460mm

 
▲天井高2280の空間。決して圧迫感があるわけでもなく、むしろゆったりと広く感じます。 ▲天井高2600程度の空間から2280の方を見たところ。
空間に変化があってわくわくするような感覚がします。
 
 
限られた空間をより広く感じるために
 
●ライトデッキ
 
通常、窓の上はに天井との間に垂れ壁があり、室内からの視線はそこでストップされます。
 
オーガニックハウスでは室内からの視線が窓上の垂れ壁で止まらずにそのまま軒先のさらに向こうの空まで自然に届くように「ライトデッキ」という仕組みを用いて空間を作ります。
   
▲ライトデッキ 窓の外まで視線が自然と向く ▲ライトデッキと軒天上がほぼ平坦なのが分かる。
 
 
●水平ラインの強調
 
空間を広く感じさせるために、水平ラインを強調させています。
 
人の感覚は概して垂直方向よりも水平方向に意識が向くほうが広さと落ち着き、安らぎを感じやすいと言われています
 
 室内は 
 
主に内装の幕板や作りつけ棚のラインをきっちりと揃えるという方法で水平のラインを強調します。
 
また、ライトデッキの幕板と窓の上の高さが揃っていること自体も同じように水平ラインを強調する効果があります。
 
細かなところですが、大きな効果があるのです。
 
 外観は
 
外から見た姿も人の感覚に訴える部分としては大変重要な要素です。
 
外観の水平ラインが揃っていると家が雄大に構えた基地のように主を迎え、そこに帰り着く人は外敵から確実に自分を守ってくれるその存在を目にした瞬間に安心感で心が癒されるようになります。
 
オーガニックハウスは平面と立体化された状態を同時に考えて作っていきます。
 
窓と窓の横の間隔や1階と2階の窓の縦の関係も最初から計算して形にします。
 
そうやって出来る縦横の位置の計算や軒、幕板のラインとの絶妙な調整によって美しい水平ラインを揃えていくのです。
   
▲手すりの笠木、壁材のレンガの目地、棚板の高さが揃えられている。 ▲軒天井に窓の上端が揃えられている。さらに2階の窓とクリアストーリーの縦ラインも揃えることでリズムが生まれ水平ラインをより強調している。 
フランク・ロイド・ライトの建築思想
  フランク・ロイド・ライトは、ル・コルビジェ、ミース・ファン・デル・ローエと並ぶ建築における世界三大巨匠の一人とされ、とりわけ住宅を愛し、70年のキャリアにおいて1191件の設計をし、実際に建築された460作品のうち370件が現存しそのどれもが築後100年を経過した今でも大切に住み続けられています。
 
「有機的建築」とはライトが生涯を通して提唱し続けた建築思想です。
そしてオーガニックハウスは彼の残した図面その他技術資料、出版物等を管理するフランク・ロイド・ライト財団に日国内で本で唯一認定されたハウスブランドであり、その思想を正統に受け継ぐ本物の住宅です。
 
 
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